子どもを塾に通わせようと考えた場合、どのような基準で選べば良いのでしょうか。ここでは、塾に通うことで得られるメリットや塾のタイプについてお伝えしていきます。それぞれの子どもに最適な塾を選ぶ参考にしていただければと思います。
学校の授業のペースについていける
平均的な学力がない生徒
公立の小学校や中学校では全国的に同じような教材を使って同じようなペースで授業が行われます。それぞれのクラスにいる生徒の学力差はそれなりにありますが、すべての生徒がついていけるように授業を行うと他のクラスや学校よりペースが遅くなる可能性があるでしょう。通常は平均的な子に合わせたペースで授業を行われるので、一部の生徒には授業のペースが速く感じてついて行けなくなります。もし自分の子供の学校での成績が平均以下であるなら通塾を検討すると良いかも知れません。塾には進学塾の他授業の補修を中心としたところもあり、そちらであれば生徒の学力に合わせた指導を行ってくれます。通塾により足りない部分を補えばそのうち授業についていけるようになるでしょう。
部活などで自己学習時間がない生徒
中学や高校に進学すると放課後に部活の時間があります。部活をするかどうかは本人の判断になりますが、一度始めると部活に集中しすぎて勉強がおろそかになる生徒もいるようです。学校の勉強においては授業で学んだ内容を自宅で復習したりして定着させる必要がありますが、部活ばかりしている生徒は自宅学習ができずにそのうち授業についていけなくなるかもしれません。部活を一生懸命していてあまり学校の成績が良くないようなら塾に通わせてみましょう。塾の中には部活をしていても通いやすい個別指導塾などがあります。自宅で自己学習ができなくても塾に行くと自然と勉強できるようになったりもします。塾で復習できれば学校の授業のペースにもついていけそうです。
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