進学塾と補習塾の違いを知っておこう

塾には「進学塾」と「補習塾」の2種類のタイプがあります。塾選びの際には各々の子供のニーズにあったタイプを選ぶことがとても大切です。塾の名前を聞いただけではどちらのタイプかわからないことも多いですが、塾のホームページやチラシを見ればはっきりと知ることができます。学校での成績アップを目指している塾や定期テスト対策に重きを置いている塾なら補習塾と考えて良いでしょう。「勉強の仕方を一からアドバイスします」などというアピールも補習塾特有のものですね。一方、「希望校合格」「入試で点数を取れるようにする」などと入試に重点を置いているのなら進学塾であるといえます。塾を選ぶ時にはその違いを必ず確認しておくようにしましょう。
補習塾の特徴を理解して成績アップをめざそう
補習塾は基本的に学校の成績を上げることを目標にしています。そのため進学塾のような学校の学習の先取りではなく、学校の授業のフォローに重きを置いた内容になっています。苦手科目の克服や定期テスト対策が授業の中心で、子供に対する面倒見が良く「子供が自信を持てるように褒めながら教える」というところがほとんどです。ですから授業についていけず劣等感がある子やそもそも勉強の仕方がよくわからないという子には特におすすめですね。また「全体的にはそれほど成績が悪くないけれど苦手教科がある」という場合に、苦手部分だけを手当てしておくという利用の仕方もあります。さらに定期テスト対策を完璧にして内申点を上げたい場合にも補習塾は大変効果的だといえるでしょう。